◆手続きへの信用は無くなっても人への信頼はなくならず
銀行、ってなんですかね??
金融が自動化されてどうちゃら、っていうのがWeb3ではよくいわれまして、たしかにその通りだと思うんです。
しかしながら、銀行というものの仕事がブロックチェーンに置き換わるとして、トラストレスになるか?っていうとならないような。
つまり、お金のやり取りを自動化できるとはいっても、
それはそもそも銀行というものを信頼する必要があったんじゃないでしょうか。
信用の無い銀行にはカネを置く、貸すことはできないわけで。
他人の口座に振り込みができるのも、銀行がちゃんと仕事をやってくれるだろうという前提があるからであり、
山*銀行とかだったらあんまり入金したくないなーとなるわけです。
X世代の人たちが見ているPaypayとかとおなじような感じですね。
「いいかげんな仕事をする人たちに仕事は任せられない。」
「よくわからない人たちに仕事は任せられない。」
つまり、法定通貨を扱う銀行業務を、銀行を信用することなく、扱えるようになった。
だけであると。
だから
・報酬を支払いたい→銀行口座登録→振込
から
・報酬を支払いたい→ウォレットアドレス→振込
になっただけだよねと。
じゃあランサーズとかクラウドワークスみたいなビジネスモデルのDAOでいけるかっていうといけないです。
なんでかっていうと、発注する側も受注する側も逃げるから。
だからそのカネの管理と保証のために、こういった会社がある。
じゃあこの信用を絶対的に信頼していいのかというと、それはわかりませんね・・・
現状、クラウドソーシングの決裁フローを通ったものと通ってないものが半々でして。
働き方が3.0になるなら、報酬の支払われかたに対する考え方も3.0にしないといけないんじゃないの?って思います。