個人的見解編:EditorConfigとPrettierを共存させるべきか
EditorConfigとPrettierを共存させる以外に、Prettierに直接全ての設定を集約する方法もある。
どちらが望ましいだろうか。
結論
どちらかといえば、EditorConfigも利用したほうが良いと筆者は考える。
理由
ソースコードの品質担保という観点では、pre-commitでprettier
+ eslint
が実行されれば問題ない。
しかし、プログラミング中の生産性という観点では、IDEがPrettierを理解していない状態だと、コードスタイルが既存のコードベースと合わなくなる。
例:IntelliJ IDEAの場合、EditorConfigはプリインストールされているが、Prettierはプラグインをインストールしない限り設定を理解しない。
特にインデントの種類やインデント数は、統一されていないとひと目で分かるほど気になるので、書きながらつい手で直してしまって生産性が下がったり、コードを書いていて不快に感じる人が多いだろう。
EditorConfigはより多くのIDEでサポートされているため、EditorConfigを記載しておくことで、開発メンバのIDEがPrettierを理解しなくても、最低限インデントや最大行長などが効いた状態でプログラミングすることができる。
まとめ
EditorConfigとPrettierを共存させることは可能である。
また、是非については、どちらかというと望ましいと考える。理由は、より多くのプログラミング環境で快適にプログラミングができると考えられるからである。
※.prettierrc等に集約しても問題にはならない場合も多いだろう。