スクラムチームのメンバー全員がチームの理想とする姿を考え、その理想に向かって能動的に学習と成長をし続けている状態が、スクラムにおける自己組織化です。スクラムチームは、自分たちの置かれた状況が計画時点では想定しきれなかった状況になっても、自分たちで対策を考え、スクラムチーム内外の協力を得ながら対応します。これは、あらかじめ定義された作業を受動的に進めるような、一元的な指示命令系統によって統制されたチームとは大きく異なります。貝瀬 岳志,原田 勝信,和島 史典,栗林 健太郎,柴田 博志,家永 英治. スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1017-1021). Kindle 版.
開発チームは、プロダクトオーナーが決めた要件を、プロダクトオーナーが要求する順番に従って、プロダクトとして作り出す専門家の集まりです。プロダクトを開発して完成させる責任を担います。スクラムは開発の進め方については一連のスクラムイベントとして定めていますが、プロダクトの具体的な作り方には触れていません。プロダクトをどのように作るかは、すべて開発チームが決めます。貝瀬 岳志,原田 勝信,和島 史典,栗林 健太郎,柴田 博志,家永 英治. スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1097-1100). Kindle 版.
スクラムマスターは、スクラムチームや組織がスクラムを実行する手助けを行うサーバントリーダーです。スクラムの理解と成立に責任を持ち、スクラムのフレームワークを熟知しているべきロールです。貝瀬 岳志,原田 勝信,和島 史典,栗林 健太郎,柴田 博志,家永 英治. スクラム実践入門 ── 成果を生み出すアジャイルな開発プロセス (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1121-1122). Kindle 版.