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スクラム開発を疑似体験!飛行機ワークショップをやってみる✈️

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はじめに

普段PMO・スクラムマスターをしているkabukiageです。
ありがたいことに社内研修をおこなってくれないかとお声がけしてもらったので、
以下の記事を参考にスクラム開発を疑似体験するワークショップを行いました。

参考資料

これらの記事だけでも十分理解できるのですが、
私がワークショップを行うにあたって「もう少し説明が欲しいな」
と感じた点を中心に補足して本記事を書きます。
(また同じことやれと言われた時のためのメモ書きにゴニョゴニョ)

対象読者

・新卒研修のカリキュラム作成にお困りの人事総務部署の方
・スクラム開発を導入するにあたって知識・手法を浸透させたいスクラムマスター
・社内勉強会でなんかやれと言われた若手管理職
・周りを巻き込んでWF→スクラムへ開発アプローチを変えたい方
などなど、スクラム開発に興味がある方全員を対象とします!

ワークショップ

概要

ワークショップではA4の紙から紙飛行機を作って飛ばします。
そのうち3メートル以上飛んだものをポイントとして加算します。
ただ紙飛行機を作って3メートル以上飛ばすだけではなく、
いくつかのルールを設けて進めていきます。

ルール

競技のルール

  1. A4の紙を4つに切って使う
  2. 紙飛行機の先端はハサミで丸くする
  3. 一度折ったらほかのメンバーに渡す(連続で折らない)
  4. 紙飛行機を飛ばすのは1回につき1機(まとめて飛ばさない)
  5. 紙飛行機を飛ばすのは1機につき1回(同じ飛行機を何度も投げない)
  6. 各スプリント終了時に作成物(紙飛行機・余った紙など全て)はすべて破棄する
これらのうち特にキーとなるのは「一度折ったらほかのメンバーに渡す」といった点です。
連続で折り紙を折れないのはあきらかに障害となるため、
どのように対処するかはチームごとの色が出ます。

マナー・モラル的な観点

  1. 飛行機の形状をしていること
  2. ハサミ・カッターなどで作業場を傷つけないこと
1は丸めてポイを防止するため、2は安全に作業を行うためです。
当たり前すぎて受講者からそれなりのウケがありましたが、
前提条件を揃えることは必要です。
作業場がハサミ・カッターで焼け野原となったら怒られるのは主催者ですので・・・

禁止事項

インターネット検索は禁止しました。
スクラムのミソはコミュニケーションとカイゼンです。

事前準備

ワークショップ中にチームで使うもの 1.ハサミ(1チームにつきひとつ) 2. ペン(1チームにつきひとつ) 3. A4用紙(1チームにつき60枚程度)
ワークショップ中に主催者が使うもの
  1. マスキングテープ
  2. メジャー
  3. ホワイトボード
  4. ホワイトボードマーカー

実際にやってみて

参考資料であげた企業様を踏襲して実施しましたが、もう少しこうした方が良かったな、という点を挙げていきます。

カイゼン点

  1. 会議室は広い方がいい
広ければ広いほどいいです。
人数にも依存しますが、広いところでやる方が良かったなと感じました。
  1. なぜやるかの意識づけを確実にする
特に若手エンジニアを対象としたので、ただのお遊びにならないように釘を刺しました意識づけしました。

感想!

楽しい!コミュニケーションも取れる!「アジャイル」ってこんなイメージか、が掴めるといいところづくしだったなと感じました。
他部署の方からも「何やっているの?」と興味を持ってもらえたので、次は既存社員に向けてやろうかなと思っています。

編集後記

数年前に書いたものが9割完了した状態で公開されていませんでした。
記憶を掘り起こして残りを埋めて公開します。

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