はじめに
みなさんこんにちは。
PMO的なスクラムマスター的な仕事をしている人です。
ムードチャートご存知ですか?
にこにこカレンダーとか呼び方はさまざまですが、
チームメンバーという重要なステークホルダーの感情変化や危険信号を察知することができる代物です。
PMBOK第7版測定パフォーマンス領域にも登場し、
最適なパフォーマンスを維持するために使うとされています。
※PMBOK第7版はどこかで記事にします。(2022/5/13)
今回はそのムードチャートをGoogle Forms , スプレッドシート , 簡単なGASで実装したいと思います。
※鋭意作成中
追記(2022/05/17)
作成完了しました!
概要
そもそもムードチャートとは
PMBOK第7版測定パフォーマンス領域では以下のように定義されています。
ムードチャートでは、プロジェクト・チームという非常に重要なステークホルダーの
グループのムードや反応を追跡できる。毎日の終業時に、プロジェクト・チームのメンバーは
色、数字、絵文字を使って自分の気持ちを示すことができる。(中略)
プロジェクト・チームや個々のプロジェクト・チーム・メンバーのムードを追跡することで、
潜在的な課題や改善すべき領域を特定できる。
チーム、メンバーの士気を追跡することで最悪の事態(突然の失踪・退職宣言など)になる前に、
マネジメントするためのツールというわけですね。
気持ちを示す、の部分については「良い」「普通」「悪い」くらいで
メンバーそれぞれ日々の満足度合いを表せれば良いでしょう。
イメージ
ムードチャートを使うことで得られる変化
As-is
PMやPMOがなんとなくチームやメンバーの状態把握している
To-be
PMやPMOがチーム・メンバーの士気や状態を可視化されたムードチャートで把握している
もちろんムードチャートが全てではありませんが、
チームやメンバーの状態を知るための一つの材料として使う価値はあるかと思います。
おそらくこんな意見があると思います。
「エクセルでいいじゃん」「スプレッドシートだけでいいじゃん」
実際に私の参画したプロジェクトではファイルサーバーに上がっているムードチャート(エクセル)に
各個人が入力していくスタイルでした。
これの問題点(私が感じる範囲で)は、以下2つ。
- 周りの人に気を遣う
- 同時に編集ができない
1はまさしく私がそうでした。
例えば周りが遅くまで残業している中、私は定時で仕事を終え帰宅。
自分の仕事を終え定時で帰るのでムードチャートの状態は「良い」の項目を選択する場面ですが、
周りの目線が気になって「普通」の項目に・・
これでは意味がありません。
Forms、スプレッドシート、GASを使うことでムードチャートを見れる人を限定します。
2は大したストレスではありませんが、タイムイズマネーで。
定時に帰りましょう。
実装編
※鋭意作成中
追記(2022/05/17)
作成完了しました!
おわりに
ムードチャートを有効活用して、パフォーマンスの維持・向上を!
参考文献
PMBOK第7版