各項目の説明
1.プロジェクト報告
1.1 プロジェクト概要
プロジェクト名・期間・総工数・業種・プロジェクトの目的・成果
1.2 実績
基本的には各項目の計画と実績の差分を書いていきます。
どうして差分が生まれたのかを明らかにして次プロジェクトに活かしたいです。
1.2.1 コスト
予算と実コスト。
差分があればなんでそうなったかの根拠。
EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)なんかを導入すると、
どの段階でメンバーが気持ちよく仕事ができていて、
いつから燃えそうになっていたかがわかって良いです。
EVM・・記事書こうかな・・
1.2.2 スケジュール
計画と実働。
差分があればなんでそうなったかの根拠。
1.2.3 スコープ
計画と実際の成果物・納品物。
差分があればなんでそうなったかの根拠。
1.3 リスク対応
プロジェクトで使用していたリスク管理表を引っ張ってきて、
対応したのかしていないのか、
2. 残課題
プロジェクト期間ないで収まりきらなかった課題について記載します。
運用時に対応するのか、次フェーズで対応するかなど。
RACIをはっきりとさせておきましょう。
R:Responsible 工程の実行責任者
A:Accountable 説明責任者
C:Consulted 協業先あるいは相談先
I:Informed 報告先
3. 振り返り
PMBOK第7版準拠で振り返りをします。
PMBOK第7版はプロジェクトを実施する上でのバイブルです。
これまでのハウツー本ではなくなり、「原理・原則」を書いたものとなるので、
振り返りにも8つのパフォーマンス領域が十分に果たされたか確認していきます。
PM・PLが評価点とその理由を具体的に書くことでより充実した
振り返りを実現できると思います。
3.1 ステークホルダー
プロジェクト期間中、ステークホルダーと良好な関係が築けたか。
3.2 チーム
プロジェクトチームは円滑なコミュニケーションが取られ、
十分なパフォーマンスが発揮されていたか。
3.3 開発アプローチとライフサイクル
適切な開発アプローチ(ウォーターフォール・アジャイルなど)を選択できたか。
3.4 計画
計画通り進んだか
3.5 プロジェクト作業
期待される成果物と成果は効果的・効率的に提供されたか。
3.6 デリバリー
スコープ・品質ともに期待される基準を満たし、
プロジェクトの目指す成果を達成することができたか
3.7 測定
テスト件数やバグ摘出数など、定められた基準によって査定され、
適切な対応が実施されたか
3.8 不確かさ
リスク・チャンスについて積極的に調査・対応したか