はじめに
こんにちは!POStaroです。
本記事では、AWS全12資格について、資格取得の順番や最短で合格するための勉強法や教材を解説します。
最後までお付き合いください。
AWS資格の一覧
まず、AWS資格には下記の12資格が存在します。
レベル | 資格名 (略称) | 概要 | 受験料 |
---|
基礎 | AWS認定クラウドプラクティショナー (CLF) | AWSクラウドの基本的な概念、サービス、価格設定に関する知識を評価 | 15,000円 |
| AWS認定AIプラクティショナー (AIF) | AI、機械学習、生成AIの基本概念や関連するAWSサービスに関する知識を評価 | 15,000円 |
アソシエイト | AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト (SAA) | AWS上での安全で堅牢なアプリケーションの設計に関するスキルを評価 | 20,000円 |
| AWS認定デベロッパー – アソシエイト (DVA) | AWS上でのアプリケーション開発、デプロイ、デバッグに関するスキルを評価 | 20,000円 |
| AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト (SOA) | AWS上でのデプロイ、管理、運用に関するスキルを評価 | 20,000円 |
| AWS認定データエンジニア – アソシエイト (DEA) | データパイプラインの設計、実装、管理に関するスキルを評価 | 20,000円 |
| AWS認定機械学習エンジニア – アソシエイト (MLA) | 機械学習モデルの設計、実装、デプロイに関するスキルを評価 | 20,000円 |
プロフェッショナル | AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル (SAP) | 複雑なAWS環境でのアプリケーション設計とデプロイに関する高度なスキルを評価 | 40,000円 |
| AWS認定DevOpsエンジニア – プロフェッショナル (DOP) | 継続的デリバリーと自動化プロセスの管理に関する高度なスキルを評価 | 40,000円 |
専門知識 | AWS認定アドバンストネットワーキング – 専門知識 (ANS) | AWSおよびハイブリッドITネットワークアーキテクチャの設計と実装に関する専門知識を評価 | 40,000円 |
| AWS認定セキュリティ – 専門知識 (SCS) | AWS環境でのデータとワークロードのセキュリティに関する専門知識を評価 | 40,000円 |
| AWS認定機械学習 – 専門知識 (MLS) | AWS上での機械学習ソリューションの設計、実装、保守に関する専門知識を評価 | 40,000円 |
AWS資格の取得順番
上表の基礎からアソシエイト、プロフェッショナル、専門知識の順で取得することはおすすめできません。
私のおすすめは以下の順番です。
CLF → SAA → SAP → SCS → SOA → DVA → DOP → ANS → DEA → MLS → MLA → AIF
CLF → SAA → SAP
AWS資格取得の第一目標はSAPです。
SAPを取得することで、AWSに関する幅広い知識を習得し、日々の業務で発生するさまざまな課題にもスムーズに対応できるようになります。
また、SESや受託開発企業に勤務している場合、SAPの取得は、AWS案件への参画につながる可能性が高いです。
未経験からAWS案件に携わりたいと考えている方は、SAPの取得を優先することをおすすめします。
SCS → SOA
SAPを取得した次のステップとして、SCSとSOAを目指します。
これらの資格はSAPと出題範囲が重複しているため、比較的短期間(約1ヶ月)の勉強で取得可能です。
DVA → DOP
続いて、DVAとDOPの取得を目指します。これらは開発者向けの資格であり、これまでの資格とは異なる内容が多く含まれます。
そのため、特にインフラエンジニアの方にとっては苦戦する場合もあります。
しかし、近年インフラエンジニアにも求められるCICDやIaCに関する知識を深められる点で非常に有用ですので、ぜひ挑戦してみてください。
ANS
次に、最難関資格のANSの取得を目指します。
最難関資格ではありますが、これまでのAWS資格取得の知見が役に立つため、比較的短期間で合格できるはずです。
DEA → MLS → MLA → AIF
最後に、データ、AI、機械学習系の資格であるDEA、MLS、MLA、AIFを取得します。
これらの資格は、これまでの資格と異なり、機械学習やAI、データエンジニアリングに関する深い知識が求められます。
そのため、これまでのAWSインフラやAWS開発関連の知識が直接的に役立つ場面は少なく、新しい分野としての学習が必要です。
このため、最後にまとめて取り組むことで効率よく取得を目指せるでしょう。
AWS資格の合格勉強法
CLF
1.基礎学習
まずは、本や動画教材を使ってAWSの基礎を学びましょう。
初学者におすすめの教材として、
CloudTechがあります。
この教材では、AWSの基本から主要サービスの操作方法までを、分かりやすく解説しています。
2.資格試験対策
基礎知識を身につけたら、CloudTechの資格対策コースでCLFの対策を始めましょう。
- 問題演習:CLF-C01の問題集を3周解きましょう。繰り返し解くことで知識を定着させます。
- 模擬試験:CloudTechが提供する模擬試験を5回実施し、正答率90%以上を目指します。
- 試験受験:正答率が90%以上となったら、試験を受験しましょう。必ず合格できます。
SAA
AWSの基礎知識はCLFで身についているため、動画教材や本での勉強は一切不要です。
問題演習を優先させましょう。問題演習で不明点があった場合、ググるか生成AIに聞いて解決しましょう。
問題演習と模擬試験はCLFと同じ回数こなします。
SAP
問題演習と模擬試験のみで対策するのは、SAAと変わりません。
SAAの勉強方法に追加で実施して欲しいのは、各問題のAWS構成図を頭の中で描けるようになることです。
SAPの問題文や選択肢は、SAAに比べて文章が複雑で長くなっています。そのため、問題文を読んで頭の中でAWSの構成図を描けるようにしましょう。
問題文で示される条件や選択肢の内容を、視覚的に整理できることが正答率アップにつながります。
CloudTechの問題集にはAWS構成図が解説とセットで載っているため、参考にしましょう。
SCS、SOA、DVA、DOP
SAPに合格する力があれば、問題演習と模擬試験のみの対策で合格できます。
模擬試験を正答率90%できるまで繰り返し、その後受験しましょう。
ANS
CloudTechの問題集ではなく、
CloudLicenseの問題集を使いましょう。
CloudLicenseは、資格問題集に特化したサービスです。
ANSに関しては、CloudTechの問題の質が良くないため、CloudLicenseがおすすめです。
DEA
この資格はCloudTechの問題集を使いましょう。
問題演習と模擬試験のみの対策で合格できます。
MLS
準備中
MLA
準備中
AIF
準備中