Ccmmutty logo
Commutty IT
0 pv6 min read

SymantecDLPの機能と検証内容メモ

https://picsum.photos/seed/833724512c54482bafa939ef8615345e/1200/630

Symantec DLP(エンドポイント DLP)機能概要

Symantec のエンドポイント DLP(Endpoint DLP)は、PC やノート PC などの「エンドポイント上」でのデータ利用や移動を包括的に監視・制御できる。エンドユーザーによるデータ漏えい(USB コピー、印刷、Web アップロードなど)を未然に防止できる。

主な機能

  • クラウドベースの一元管理
    Endpoint DLP はクラウドサービスとして提供されており、新規オンプレミス環境の構築不要。Symantec Integrated Cyber Defense Manager を使ってポリシー作成、インシデント対応、リスクレポートの管理が可能。マルチテナンシーや RBAC(ロールベースアクセス制御)にも対応。
    参考: Symantec Endpoint Data Loss Prevention(Broadcom TechDocs)
  • 統合エージェントによる展開と更新の簡略化
    Endpoint DLP と Endpoint Security の機能を単一エージェントで提供。Live Update によりエージェントは自動更新され、常に最新状態を維持可能。
    参考: Symantec Endpoint Data Loss Prevention(Broadcom TechDocs)
  • エンドポイント全体に対する高精度な可視性
    エンドポイント上のメール、クラウドアプリ、ネットワーク通信、リムーバブルメディア、印刷など、多様なチャネルでのデータ漏えいを高精度に検出・防止できる。
    参考: Symantec Endpoint Data Loss Prevention(Broadcom TechDocs)
  • Endpoint Discover と Endpoint Prevent のモジュール構成
    単一の軽量エージェントでエンドポイント上の データ発見(Discover) および データ送出防止(Prevent) の両方を実現することが可能。
    参考: Symantec DLP Product Brief(Broadcom)
  • 最新の OS/機能サポート
    Windows 11 の HVCI(Hypervisor-protected Code Integrity)モードを有効化した環境も含め、エンドポイント上でのモニタリングが可能。
    参考: Endpoint Features in Data Loss Prevention 16.0(TechDocs)

Symantec DLP(エンドポイント DLP)検証チェックリスト

Noカテゴリ検証項目期待結果結果
1Tera TermSCP/SFTPで秘密情報を含むファイル送信転送時にDLPが検知/制御される
クリップボード貼付けで秘密情報送信転送時にDLPが検知される
2WinSCPGUIで秘密情報をアップロード転送時に検知/制御される
ドラッグ&ドロップでアップロード転送時に検知/制御される
3PythonAPIキーをHTTP送信(requestsモジュール)転送時に検知される
4Piprequirements.txtにAPIキー等を含む状態で外部送信転送時に検知される
5WSL2scpで外部に送信転送時に検知される
6Windows Terminalシェル経由で外部サービスに秘密情報を送信転送時に検知される
7コマンドプロンプトftp/tftpで外部送信転送時に検知される
8PowerShellInvoke-WebRequest/Invoke-RestMethodで秘密情報送信転送時に検知される
スクリプト(ps1)実行で外部送信転送時に検知される
9クリップボードAVDセッション⇔外部アプリ間で秘密情報をペースト転送時に検知される

Symantec DLPのUEBA 機能概要

Symantec DLP(Data Loss Prevention)では、UEBA 機能と組み合わせることで、ユーザーやエンティティの行動をベースにしてリスクを検出し、アラートの優先順位付けや対応を効率化できる。

主な特徴

リスクベースの対応

Symantec Information-Centric Analytics(ICA)は機械学習を活用し、ユーザーの通常行動を継続的にベースライン化。異常行動があればリスクスコアを付与し、優先的に対応すべき警告を絞り込むことが可能。
参考: Symantec DLP Core Solution Brief(TD SYNNEX)
参考: Broadcom TechDocs - Information Centric Analytics Simplifying DLP Policy Enforcement
参考: Security.com - Two Keys to Zero Trust

異常な行動の検知

通常ではない大量のファイルコピーや深夜のデータ操作など、データ漏えいの可能性を含む異常行動を検知できる。
参考: Security.com
参考: Broadcom TechDocs

誤検知(false positive)の削減

グループや役割に基づいた比較により、正当な業務行動との区別を支援し、誤検知を排除することが可能。
参考: Broadcom TechDocs

DLP 警告の優先度付け

多くのアラートから、より高リスクなものを優先的に通知・対応し、運用効率を向上させることができる。
参考: Broadcom TechDocs

Symantec DLP ・UEBA 検証チェックリスト

No検証内容実施操作確認ポイント結果
1正常行動(誤検知しないか)日中に業務用ファイルを数件コピーリスクスコアが上がらず、アラート発生しないこと
2異常行動(大量持ち出し検知)USB に数百ファイルコピーリスクスコアが急上昇し、アラートが「高」になっていること
3深夜の異常行動夜間にクラウド(例: SharePoint)へ大量アップロード「通常時間外」と判定され、リスクスコアが上がること
4部署/役割の差異による判定開発ユーザー vs 営業ユーザーで同じ大容量コピーを実施開発部門=通常行動、営業部門=異常行動と差別化されること
5DLP アラート優先順位付け複数アラートを発生させる(小規模違反+大規模違反)UEBAにより高リスクアラートが優先表示されること
6誤検知削減開発部門ユーザーが日常的に行う大量処理アラートが「正常行動」として抑制されていること
7可視化・ダッシュボード確認ICA ダッシュボードでユーザー行動を表示リスクユーザーランキングや時系列表示が正しく出ていること

Discussion

コメントにはログインが必要です。